文化庁支援事業「加賀ふるさとの人物調査啓発事業」

 加賀市は、古来より「江渟の国」として、また、近世においては、大聖寺藩十万石として、加賀百万石の支藩でありながら、独自の文化圏を形成し、歴史上において多くの人物を輩出してきました。また、現在、当市に残る有形文化財や史跡を中心とした文化財の多くは、そうした人物が活躍した証であり、大切な遺産でもあります。江沼地方史研究会では、平成28年度、29年度の2か年をかけて、こうした歴史上の人物の悉皆調査を行ない、それらの業績を取りまとめると共に、市民に広く啓発していくために、「加賀ふるさとの人物調査・啓発事業」に取り組んでいます。当事業を行なうことで、関連文化財の保存や管理に対する意識高揚に繋がることを期待するものであります。

 

 

加賀ふるさとの人物事典編集委員会

 加賀江沼人物調査事業では、平成29年度中に『加賀ふるさとの人物事典』の発刊を予定しています。加賀市における古代から現代までの歴史の中で、大きな足跡を残した人物、およそ700人の業績を網羅した事典となります。

 江沼地方史研究会では、この事典編纂のために「加賀ふるさとの人物調査委員会」を組織し、執筆・編集作業にあたっています。

 

 編集委員名  山口隆治  薮下昇一  伊林永幸  見附裕史  駒谷 弘  加端忠和

        旭 直樹  幸坂頼嗣  野崎進一  岡西登美子 田嶋正和  洞口 寛   

        中越康介  佐藤公男  中矢進一  小谷邦博  細川義昭  

        

 事 務 局  見附裕史